幼稚園の体操着が手元に届くには

昨日は、ぼんが4月から通うことになる幼稚園で園グッズを販売する日だった。もちろん平日で私が行けないので、母に提出済みの注文書の控えとお金を渡しておいて、行ってもらった。

で、報告を受けた。「はさみやカスタネットは買えたんだけどね、園服や体操着は後日、指定のお店が届けに来るって」

私「届けに来るって、どこに?」
母「家に」
私「新入生全員の家に!?」
母「まあ、9人しかいないからいいんじゃないの」

電話を切ってからしばらく、田舎とはそういうものなのか、すごい地域密着型のきめ細かいサービスだな、これが田舎で商売するってことなのかー、などと思っていたが、ふと、重要なことに気付いた。

私、その店に住所教えてない!

園にはもちろん、住所やダンナと私の携帯電話の番号まできちんと伝えてある。でも、園の指定業者がどこだとか、そこが届けに来るシステムになっているなんて説明は、一度も受けたことがなければ、園に教えた情報を指定業者に流していいと了承したこともない。

どうなってんのよ、個人情報の管理は!

……ということを、夜ダンナに言ってみた。すると「ほほう」と面白がったダンナは「園に言ってみれば?」と言う。私は即座に反論した。「アホか、嫌われるじゃん!!」

そう、よそ者として移り住む土地での摩擦は、できるだけ避けたいのだ。「郷に入っては郷に従え」のことわざもある。そこのやり方があるなら、ある程度はそれを受け入れなければならないと思っている。ぼんが新しい幼稚園で目をつけられても困るし(笑)。

……が。

さすがに、この情報の取り扱い方はまずいでしょう。いくらみんながみんなのことを知っている土地柄だからと言って、本人の了解なしで知らない業者が購入予定のものを持って家まで来るって、ちょっと感覚がずれている。

例えばですよ。

「ウチの子、おもらしがひどいんですよ」「では体操ズボンを人より多めに買っておいてください」という会話を、園の先生としたとする。で注文用紙には本来2枚程度が妥当なところを4枚と書くとする。それを知った地元の雑貨屋(指定業者)は4枚を不審に思い、「これ、4枚の注文でいいんですかね?」と園に確認をする。すると園は「ああ、いいのよ。おもらしするから余分に買ってもらったの」と答える。そして雑貨屋は「あの住所の新入園の子」がおもらしをすることを、知ってしまうことになるのだ。

まあ、おもらし程度ならたいした被害はないけど、こんなふうに情報の管理が杜撰だと、あまり公にはしたくない家庭の事情だって、軽く表に出てしまうだろう。それはさすがに、イカンのではないか。

……と思う一方で、これくらいのことを受け入れる度量がなけりゃ、田舎暮らしなんてするんじゃないってことだよねえ、と納得しようとする自分の理性にも気づいており、昨日はなんとも複雑な心中なのでございました。
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好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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