ダンナのカレー

ダンナのカレー


昨日から1週間ほど、ダンナが出張で留守にしている。つい2年前まではそれがとても大変で、出張の折には「はあ~」とため息が出たものだが、こちらに越してきてからは隣に両親がいることもあるし、何より子どもたちがだんだん大きくなるので、私も少しずつ余裕が持てるようになってきた。

とは言え、何本か書かなくてはいけない原稿を抱えている今は、ちょっと厳しい。いつもは仕事なんてほとんどないくらいなんだけど、今回ばかりは締切が重なってアワアワしている。だから、ダンナにも言っておいた。「カレーくらい作っておいてね」

出発前夜に指令を渡されたダンナは野菜を刻み、コトコトと鍋いっぱいにカレーを煮て行った。そして昨日。夕食時にダンナのカレーを温めて出した。

1号「カレー、おいしいね」
私 「ほんと?お父さんが作ってくれたんだよ」
1号「ぼく、パパが帰ってきたら『カレーおいしかった』って言う」
私 「そうだね。えらいねー」
2号「ママも、おいしかったって言いな」
私 「うん、言おうねー」

全く人の話を聞かない傍若無人な子らではあるが、我ながら、なかなか良い子に育っているじゃないの……、とほっこり嬉しかった。

ついでに、「うん、おいしいねえ」とパクついているぼんにも「お父さんが作ったんだよ」と念押ししたものの、「ふーん」で済まされた。かつての、愛らしくおりこうさんだったぼんは何処へ行ったよ……。
Twitter
プロフィール

ぼちぼち筆者

Author:ぼちぼち筆者
好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード