Babyの友達

風邪をひいて、病院=hospital=に行った。風邪で医者にかかるなんて、記憶ができるようになってからおそらく初めてのことである。Babyにうつしたら大変だからと大事をとって行ったのだが、結局Babyにもちょっぴりうつったらしい。Babyはしばらく、小さな口でゴホゴホいったりくしゃみをしたりしていた。


私の喉が痛くてあまり話しかけなかったせいか、Babyも口を閉じたまま喉の奥で「うーうー」と話す。この状態が続いたらきっと良くないだろうなあと思っていたところ、思いがけないことに気づいた。一人にしてラックに寝かせていると、Babyは誰かと楽しそうにおしゃべりするのだ。=kao-a02=


私は彼の名前を知らない。いや、彼なのか、彼女なのかもわからない。住んでいるところも、どんな容姿なのかも、私にはわからない。わかることはと言えば、1日に2回ほど、Babyが彼(仮に彼だとして)に遊んでもらっているということだけだ。


授乳後のときもある。ラックに寝かせているときもある。「彼」が来ると、Babyは1メートルくらい先の空中に視線を向け、おそらく彼の仕草をじーーっとみて、そして笑い声をたてたりする。きっと何やらおかしなジョークか特殊なダンスでも見せてもらっているのだろう。そんなBabyを見つめている母の存在にはちっとも気付かずに、Babyは満足げに彼との短い遊びを終える。


こんなに小さな子にも、もう親が入ることのできない自分の世界があるのだ。あまり大きくなりすぎては困るけど、日常の生活に影響がない程度で、Babyが誰にも侵されない世界での遊びを満喫できるといいなと思う。

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好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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