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子連れで電車

trainhome.jpg 昨日の仕事帰り、電車に乗っていたら生後4ヶ月くらいと思われる赤ちゃんを抱っこしたお母さんが乗ってきた。私が立っていたのは優先席の前。座っていたら間違いなく席を譲るのだが、目の前で座っているのは大のおとな3人。


1人は眠っていた。もう1人は時折携帯を操作し、終わると目を閉じるということを繰り返していた。そして残る1人はずっと携帯でメールをしている。私は何度も考えた。「この人たちを不愉快な気持ちにさせずに席を譲らせるには、どう言えばいいのだろうか……。」


そしてあれこれ考えるうちに2駅が過ぎ、私は電車を降りた。降り際に空いた反対側の座席を示して「ここ、空きましたよ」とそのお母さんに伝えるのが精一杯だった。
お母さんははっとして笑顔になり、丁寧に「ありがとうございました」と言ってくれた。でも、空いた席の斜め前に立っていた学生が座ってしまったかもしれない。私は最後まで確認することなしに歩を進め、改札まで向かった。

その道すがら、腹が立って腹が立って仕方がなかった。何にって、もちろん自分自身にである。どうして私はさっさと「席を譲ってあげたらいかがですか?」と言えなかったんだろう。

答えは明白。私は嫌われたくなかったからだ。その、見も知らない携帯電話を扱う2人と眠っている1人に。私が席を譲るように促せば「せっかく座ったのに席を譲れなんて、嫌なことを言う奴!」と思われるのは体験的に分かる。譲ってくれたとしても「あの人、自分だけいい子ぶって正義の味方ヅラして、やな感じ!」などと思われるかもしれず、そんな風に思われるのがイヤだったということだ。

まったく、なんて根性の座らない性格なんだろう。知らない人2、3人に嫌われたってどうってことないじゃないか。二度と会うこともない、会っても分からないかもしれない人に嫌われようと、子連れのお母さんが少しでも楽になればおつりがくると言うのに。

私も電車に乗り、辛かったときがある。つわりでムカムカしていても、お腹が大きくても、席を譲ってもらえなかったこともある。あのときの悲しさの分、今度は私が他の人を助けなきゃいけないというのに。

まったく「あたしってば本当に情けない」と思った帰り道だった。

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いなさのおばちゃん、こんばんは。
都会の人というのは、たぶんおばちゃんが考えるよりもう少し陰湿なところがあるんじゃないかしら。席を譲る人は、きっと赤ちゃん連れの女性には不機嫌なしぐさを見せないと思います。私だけにわかるようにすると思うなあ。
それから、私が鼻息を荒くしているうちは元気な証拠です。これが内に向かって誰にも言えず…とかいう状態になったら重症だけどね。
都会では、時々怒ってバランスをとるのも大事なんですよ(笑)。

なおちゃん、こんばんは!
なんか、昔が思い出されるねえ。
あのころと比べて、私たち、成長してるかしらね(笑)?

それは確かにそうだけど貴女がそんなに言い方に悩んで席を譲らせたとしても、多分不機嫌に席を立った人の後の席へ座る赤ちゃん連れの女の人も座り心地が悪いかもしれない・・・。
滅多に電車なんかに乗らない田舎のバァさんなので都会の日常的な電車内の光景がピンと来ないので的をはずれているかもしれないですが、人の気持ちを推し量るのは難しい・・・そんなに自分を責めて鼻息荒くしていては疲れるのではないかと心配してしまいます。

管理人さんらしいコメントだね。
本当にそれが正しい考え方なんだと思う。
そしてそういう経験ある。。。
そうなんだよね、こんな知らない人にどう思われるかより、大切なことあるんだよね。
それを実行できる人間に私もなりたい。
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Author:ぼちぼち筆者
好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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