苦手な自転車

青い自転車

私は自転車があまり好きではない。スポーツはそこそこ平均的にできると思うんだけど、自転車(ママチャリ)だけは、どちらかといえば不得手である。

もちろん、乗れないわけではない。問題なく普通に目的地に行くことはできる。それでも苦手意識があるのは、乗っていて小さな段差を越えるたびに反意図的に走行が乱されたりするのが嫌だからかもしれない。

さらに、私の中ではなぜか自転車と美意識が密接に結びついており、「自転車に乗る私=あまり美しくない姿」と思っているところがあるようだ。余裕を持って運転していないからだろうか。この思いは10代の頃からずっと続いており、雨の日にあのカッパを着て自転車に乗るのが嫌で、歩いても行ける高校を選んだほどだ。正直、あんな醜い姿なんかしてたまるかと思っていた。

でも、小さな子どもがいると、そんなことも言っていられない。ぼんの送り迎えには自転車が不可欠だ。毎回、ぼんを前に乗せて、私は小さな段差に内心ハラハラしながら、それでもこの緊張感をぼんに伝わらせてはいけないと気を配りながら、我が家へと坂を下っている。

ただ、さらに本音を言えば、ママチャリの前輪にチャイルドシートをつけて自転車に乗るのは、私の美意識を著しく害す。後ろから見られたときに、こいでいる私はガニ股に見えるからだ。

かつて、子どもを前に乗せて自転車をこいでいる人を後ろから見て、「私はああいうことはしないようにしよう」と思っていた。それが今は見事に、そうせざるを得ない状況にいて、受け入れている。「まあ、私も大人になったもんだわ」とか「環境ってこわいねえ」などと思って、自分を納得させている。

ああどうか、余裕のない状態で自転車を操っている私を、どうか誰も気に留めませんように。

テーマ : 育児日記
ジャンル : 育児

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好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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