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『子どもの将来は「寝室」で決まる』の感想



ダンナから「これ読んでみてよ」と、表記の本を渡された。何でもダンナは思うところがあったらしく、その感想を私とシェアしたいというわけだ。こういう「売り」を念頭に置いた断定的なタイトルの本は、近年新書などでよく見られるけど、あんまり好きではない。でもまあせっかくだし、ちょうど読んでた塩野七生も読み終わったし、手にとってみた。

……やっぱり、好きじゃなかった。まだ半分ちょっとしか読んでないけど、どこかにこの本を否定したい気持ちがあるのは否めない。

そもそもこの本は、東大で教育学の博士号を取得したえらーい女性が長年の調査を経て書いたノウハウ本なんだけど、いくら調査に基づいていると言えども、子どもの情緒や行動が、「寝室で決まる」と言われて「そうなんだー」と納得するほど、私は素直ではない。

確かに、「寝室」というのをテーマにして調査をした結果、ある程度のことはわかったんだろう。でもそれだけのことだ。「寝室をこうしたら子どもがこうなる」と言えるわけではない。その理由はあまりにも明白で、要は、寝室以外の要因が大きいからである。寝室というのは、子どもや家族の生活の一形態に過ぎず、複雑な心の形成は「寝室で決まる」と言い切れるものではないからだ。それなのにそう言い切ってしまうことに、まず抵抗を感じる。

それから、読むのを止めようかと思ったほどだけど、あまりにも著者の前提とするものが前近代的な価値観の上に成り立っているように感じられる。例えば、著者による調査の回答者は、9割が「幼児・母親教室」なるものに通ってくる教育熱心な専業主婦なんだけど、それを紹介した上で、著者は言う。

「いつも調査のたびに気になるのは、この調査対象から外れてしまう家族たちです。このような家庭にこそ、啓蒙と警告が必要なのですが……。」

正直、この2文の意味が、私にはわからない。わからないほうが幸せだろうと、わかろうとしないつもりでいる。そして、人にはもちろん勧めないつもりでいる。アフィリエイトは貼ったけどね(笑)。

テーマ : 育児日記
ジャンル : 育児

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Re: No title

こんにちは、コメントありがとうございます!
それは奇遇な縁ですね……。

アフィリ、ありがとうございます!
実は貼ったの初めてなんです~(^^)。
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Author:ぼちぼち筆者
好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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