「お」がつかない言葉

ぼんは3歳になって言葉がめざましく発達し、何でもわかり、何でも話すようになった。たとえば、物事の多くに「お」を余計につけていることもわかっている。「お着替え」「お支度」「お洋服」などなど。私はこういう言葉はほとんど使わないけど、保育園でみんなそう言うらしく、ぼんの頭にもそう刷り込まれていたと思う。

それが、何がきっかけなのかわからないけれど、本当は「お」をつけないことを知ったらしい。そんなある日の夜。

1人で入っていたトイレでウンチをしたぼんが、大声で叫んだ。

「だれかー。しりふいてくれー、しりー!」

……用法は確かに間違っていない。が。

「だれか」とは誰だよ。
「拭いてくれ」とは結構な物言いじゃないの。
極め付けに「しり」って……、アンタいったい誰の子よ……、と情けな~い気持ちになった。

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好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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