ほしいもの

出張で韓国に行っていたダンナが、メールで聞いてきた。「何かほしいものある?」どうやらお土産を買ってくれようということらしい。即座に私は返信した。「休暇。余暇。ゆとり」。

……我ながら、食えない奴だなあと思う。そんなものを希望したって、言われた方だってげんなりするだろうに。それでも言わずにいられないのが、乳幼児3人を抱えた母なのですよ。愚痴ることはいっぱいある。

ダンナは丸4日間も留守。その間私はぼんとチビ達をそれぞれ保育園に連れて行き、離乳食を作り、仕事をし、もろもろの家事をして、夜には風呂と寝かしつけ。文字におとしてしまえばただの羅列にすぎないけれど、チビども3人を交代でお風呂に入れるのって、ほんと、1時間がかりなんですよ。体力も消耗し、自分がお風呂に入った気になんて全くならない。中1日は双子の予防接種と7カ月検診にも連れて行った。もちろん実家の母を呼び寄せてサポートしてもらったけど、母は老婆だ。日に日に衰えていく身に、何を期待できよう。

ようやく帰ってきたと思ったら、明日は保育園の運動会。黙ってればいいのに、ダンナはぼんに「ママにお弁当作ってもらうか」などとたきつけた。おそらくみんな近くのパン屋やファミレスで食べるだろうに、私は朝から起きて弁当を作らねばならない。

そして運動会のあとは、なんと知人の結婚式の2次会を手伝うための打ち合わせに行くという。おい、コラ。たいして仲の良い友人でもないくせに、私と子どもを放っておいて何使われてんのよ。その間、誰が3人の子の面倒を見ると思ってるわけ?

さらにその翌日は、なんと観劇。ダンナはひとり、以前から予約していた松本幸四郎のカエサルを観に行くのだ。まあカエサルマニアなのは知ってるし、以前から許していたこととは言え、さすがにこう続くとイライラも募るというものである。

さらにさらに言えば、来週月曜は仕事で遅くなるらしいし、再来週にはまた韓国出張。これじゃあいい加減にしろといいたくなるのは当然ってもんでしょ。

私のほしいもの。「休暇。余暇。ゆとり」。これはしばらく不変である。

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好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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