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男の子の母というもの

先日、ぼんが言った。

「いわきりさんがねえ、ぼくに、あと30年早くうまれてきてほしかったって」

……「いわきりさん」とは、ぼんが通う保育園の女性保育士さんのこと。ぼんが1歳~2歳の頃担任をしてくれていて、私も何かと信頼を寄せている保育士さんの1人。

そんないわきりさんが、久しぶりにぼんと遊んでくれ、その中であれこれしゃべったんだろう。ダンナはこれを聞いて「おまえら、なんちゅー会話をしてるんだ」と笑っていた。私も笑った。そして、やっぱりちょっと、嬉しかった(笑)。

もちろん、30年早く生まれてくれてれば良い友達になれたのに、という理解も可能だけど、そうではないだろうことは、数年の付き合いでわかる。いわきりさんの、こういうユーモラスなところ、好きだなあ。

でも、それから少し時間が経ってみると、「ははは」と笑った嬉しさだけでなく、私の中には、漠然とした理解不能な思いがあることに気付いた。「漠然とした理解不能な思い」なんて、いったい何を指すんだっちゅー情けない表現だけど、自分でも、このうっすらとしたモヤモヤ感の正体がわからない。

嫌な気持ちでないことは確か。
苦しいわけでもないことも、確か。
だけど手放しで嬉しくて明るい感情かと言えば、そうでもない。

何なのか突き詰めようとしても、考えようとしたらその思いが逃げてしまいそうで、何だか自分でも進み込めない。考えに考えて、その正体が嫌なものだったら嫌なので(笑)、考えないようにした。

でもそのうち、少しだけわかった。この感情は、ぼんが、誰かの恋愛対象になりえる存在だという事実に起因するものだと。チビッコ特有の「おおきくなったら、○○ちゃんとけっこんするんだ~」というような軽いものではなく、ぼんの未来に、今はまだ見ぬ(多分)ひとが登場し、ぼんはそのひとの存在とともにまた大きくなっていくんだろうな、ということが想像できたことによる、気持ち。多分。

嫌じゃない。寂しいわけでもない。
でも何と言うか、何と言うか、何なんだろう(笑)。

もう少し大きくなって、ぼんに彼女ができたら嬉しいし、そうしたらからかってもみたいし(笑)、そんなぼんをまたかわいいと思うだろうと思うんだけど、なんか、しばらくして聞き返した私に、「あと30年、早くうまれてきてほしかったって言ったの」とキッパリした口調で繰り返したぼんが、ちゃんと自らの意思を持って彼自身の道を歩んでいるということを私に認識させ、それに面食らった、というのが、今のところ一番ふさわしいかもしれない。

……こういうのって、男の子の母親ならではのものかなあ?
男が3人もいるので、最近は女の子が欲しかったなどと言ってみたりしているけど、「男の子の母も悪くないもんだなあ、きっと」などとセンチメンタルに思っているこの頃。

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好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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