保育園の運動会

これは記録せねばなるまい。

ぼんが、先日行われた保育園の運動会で、大活躍をした。
徒競走1位、リレーではトップとアンカーを務め、ゴール手前でお友達を抜き去り、勝った。

……事実である。
だから、ここに記しておく。

……でも、事実であるが、補足もある。

徒競走は、足の速いお友達が他のお友達とぶつかって転び、その間にストレートに走れたぼんがゴールしたまでのこと。

リレーで勝てたのは、ライバルチームのアンカーを務めた男の子が最終コーナーで道を間違えたのかコーナリングができなかったかで、ちょっと足が止まってしまったからだ。その間に、ひたすら走っていたぼんがゴールできたというわけ。それでも、嬉しいけど(笑)。

でも私が嬉しい理由は、一番でゴールした、勝った、ということより、ぼんが2回も一生懸命走れたことによる。これは、ほんとにほんとの本音。
ぼんのクラスでは夏に男の子が1人退園してしまったので、今は9人。女の子5人、男の子4人。リレーではその混合チームを作るんだけど、どうしたって1人足りない。だからぼんが、最初と最後の2回走ることになったのだ。なぜぼんが選ばれたか。

クラスで一番足が速かった、というわけではないと思う。クラスで一番体力があった、というわけでもないと思う。ただ、先生たちの言うことをよく理解し、嫌がらず、特にトラブルも起こさずに2回走れそうな子、という総合評価で選ばれたのではないかと思う。これはこれで、褒めるべきことであると思うのだ。

トップは、女の子と一緒に走った。相手の女の子は、ぼんと同じように、恐らくは総合評価の高いであろう、しっかり者の女の子。最初だからと言ってモジモジしたりせずに、堂々と走れる子だ。でもまあ、ぼんがいくら運動に向いていないと思われると言っても、そこはやっぱり男の子。相手の子も、女の子の中で一番足が速いというわけでもないから、ぼんは彼女に少しの差をつけて、第二走者にバトンを渡した。

2組目は女の子と女の子対決。どちらも「かけっこ得意!」というタイプではない。あろうことか、先にぼんからバトンを受けて走り出した青組の女の子はコースアウトし、続いてきた黄色組の女の子もつられてコースアウト。慌てて戻らされてまた走って……などとしていたら、ぼんが作ったわずかの差は、すっかりなくなっていた。

第3走者は、どちらかと言えば控えめなタイプの男の子と、身軽な女の子。足運び軽やかな黄色組の女の子は、最初からあった少しのリードを広げ、第4走者にバトンパス。

4組目は、クラス一足が速いだろうと私が思っている女の子と、小柄だけどなかなか敏捷な男の子。男の子は頑張って、走りも良かったけど、少しコースアウトしてしまったこともあるし、何より、女の子の大きなストライドが差を広げた。そしてアンカーの登場!

バトンを受けた段階では、ぼんの方が遅かった。相手の、足の速い男の子はぐんぐん差を伸ばしていく……と思いきや、意外や意外、もう記憶も定かではないが、ぼんが少し距離を縮めたような気がした。そして最終コーナー。

相手の男の子はおそらくはコースアウトし、一瞬足が止まった。ぼんも驚いただろうが、そのまま走り抜けてゴール!相手の男の子を抜いた形でテープを切った。

runatcarnival

一瞬で終わってしまったドラマに私のメモリが追いつかず、詳細に記録することができないのが悔やまれるが、おそらくはこんなレース展開だった。

4歳児(まだ3歳の子もいる)なんて、こんなものなのだ。走ることは速くなってきていても、バトンの受け渡しが上手にできなかったり、どこを走っていいかわからなくなってしまったり。そういうところがさらなるエッセンスとなって、リレーを盛り上げる。私は毎年、大きい子たちのリレーを見ると涙が出てきてしまうんだけど(照)、今年はさすがに、我が子も大きくなったんだな、と思えてそちらに感動した。

足の速さで選ばれたんじゃないだろうと思ってはいても、安定感という総合評価をいただいた(であろう)ことは嬉しいし、何より、トラックを2周もできるなんて、本当によくやった。

3、4歳の子は、トラックを全力で走ったら疲れるでしょう。だけどぼんは2回走ったのだ。その姿が私にはカッコよく見えた。ちゃんと、1人の男の子に見えた。はは。親ばかでいいけど。

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好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

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