スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2号のひとこと

今日は2号にとっての、ささやかなささやかな記念日。

ウチの子たちはいずれも引っ込み思案と言うかビビりと言うか、親しくない人がいるところではちょっとでも目立つようなことは決してしない。子育て広場や児童館などに連れて行っても、率先して遊ぶどころか私のそばにピッタリと陣取りながら、周りの様子を見ている。もうずっとそんなだから、私もある程度は諦めている。

本音を言えば、他の元気なお子さんたちのようにガーッとたくましく走って行って欲しい。私は「こらー!!」などと言いながらチビどもの首根っこを押さえて連れ戻す……とかいう世界を想像してみなくもないが、まあ私に与えられている現実は違うので、もう夢想もしない。ヘタレなわが子らだって、腕白の子たちとは違った良い面があるし、と強がって納得することもできるようになっている。

今日は、この地区の未就学児が集う子育て広場があった。この会は毎月1回開催されており、ウチのチビどもももう7回目の参加になる。スタッフは近所のおじいちゃんやおばあちゃんをはじめとする「見守り隊」。参加するママたちの代表もいて、連絡網もあってかなりしっかり組織されている。

そこで、絵本を読んでもらった。読んでくれたのが、いつもチビ達にギターを弾いてくれる顔なじみのおじさんだったせいか、2号はかなり心を開いていたようだ。

絵本は、ページをめくると、豆だと思われるものがぶどうだったり、真っ赤なお腹だと思われるものがリンゴだったりする、赤ちゃんのためのしかけ絵本。『めっきらもっきらどおんどん』や『かいじゅうたちのいるところ』を最近のお気に入りにしているチビたちには少し幼すぎる絵本だけど、面白かったようだ。

おじさんが「これは何かな~?」と読み進めると、なんと驚いたことに、私の目の前に座っている2号が、「バナナ!」と反応したではないか!おじさんがページをめくると、確かにバナナ。次の「何かな~?」にも2号は大きな声で「みかん!」と答えた。

……その数秒の間、2号の背中を見つめる私の心にはなんと多くの思いが去来したことか。驚きと、嬉しさと、成長の実感と、1号の反応への気遣いと、2号の思惑の推察と……。

2号が、なぜ今日だけ他の子より先に反応したのかはわからない。おじさんのおかげかもしれないし、座っている位置や、初めて読んだ本だったからかもしれない。次も、同じようなことがあった時に2号が積極的に発言するかはわからない。……わからないから、原因なんて探らなくていいんだ。

2号は、自分の思うが儘に行動した。みかんだとわかったから、言った。そうしたかったから、そうした。今までだって、私のそばにいたかったから、いたんだろう。明日も、明後日もそうかもしれない。

でもきっと、少しずつ少しずつ、私からの距離も離れていくんだろう。私は、焦らなくていい。と言うより多分、焦ったりなんかしたら、損なんだと思う。私の手から離れて自ら歩いて行く日は必ず来るから、それまでそばに寄ってきてくれるかわいい子の存在を、思いっきり嬉しがればいいんだ。

他のお子さんだったら何て事もない反応だろうけど、2号の小さな一歩に、小さな母はなんだか胸が熱くなったのでした。

コメントの投稿

非公開コメント

Twitter
プロフィール

ぼちぼち筆者

Author:ぼちぼち筆者
好きな本は「赤毛のアン」「精霊の守人」「西の魔女が死んだ」などなど。新しいkindred spiritsと出会えるのを楽しみにしています。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。